大学史史料室について
本学は創立60周年を記念して1991(平成3)年「武蔵野美術大学60年史」を編纂刊行しました。
それを契機として1991年には、今後更に80年史、100年史を編纂刊行していく上での基本的な史(資)料を恒常的に収集し、これを系統的に整理・保存して教育研究上の利用に役立てるために大学史史料室を設置しました。
また同時に、年史及び資料集の編纂刊行方針を策定し、大学史史料室の業務運営を監修する目的で、大学史史料委員会を設置しました。
設置以来、当室では校史・史(資)料カードの作成に取り組むほか、大学史史料委員会監修のもとに「武蔵野美術大学年報」(1990-1992)、同(1993-1995)に引き続き、2000年(平成12年)3月には続刊(1996-1998)を編纂刊行しました。
また、「武蔵野美術大学大学史史料集 第一集」として、帝国美術学校創始者の一人である金原省吾の日誌を纏め、「学校日誌」を刊行いたしました。
これからの計画としては、区切りとなる年史を視野に入れながら、年報と史料集を交互に編纂刊行していく予定です。
■大学史史料室
阿久津 朋子
高橋 夏実