帝国美術学校

1929 - 1947

昭和4 - 昭和22

 
1929年 10月 30日、帝国美術学校開校
日本画科・西洋画科・工芸図案科
1931年 3月 彫刻科・師範科設置
修業年限:本科(日本画科・西洋画科・工芸図案科)5年、
師範科3年、研究科・別科1年以上

工芸図案科デッサン風景 1934

1934年 7月 第一回本科卒業式
(日本画科4名・西洋画科7名・工芸図案科5名:計16名)
1935年 5月 同盟休校事件発生
  9月 帝国美術学校分裂、多摩帝国美術学校設立認可(現:多摩美術大学)
  11月 帝国美術学校再出発
工芸図案科を図案工芸科と改称/本科=日本画科・西洋画科・
図案工芸科・彫刻科(修業年限5年)、師範科(修業年限3年)、
研究科・別科(修業年限1年以上)
  12月 機関誌『帝国美術』創刊
1938年 4月 図案工芸科専門課程を純粋工芸・実用美術・建築美術
・工業美術の4部に分ける
1941年 4月 戦時色を反映し教員数激減
1942年 11月 野外教練実施(於:富士裾野)

軍事教練 1935

1943年 7月 報国隊出動令により夏季休暇短縮、各工場に勤労奉仕
  12月 学徒出陣 残った学生は9名、校舎の一部で授業を行う
1944年 3月 各種学校校舎転用措置により、大東亜省に校舎転用
1945年 10月 学生復学、各科各学年の合併授業再開